2014年03月09日

和式トイレから洋式トイレへの改修

数年ぶりのブログの更新です。こんなブログがある事すら忘れておりました。

和式兼用便器から洋式トイレへのチェックポイントです。

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現況調査
・建物構造の確認…鉄骨造4階建1階部分
・排水の確認…塩化ビニール管/直接放流@
・給水の確認…HIVP/大阪市メーター止水25mmA
・設置寸法…室内長さ1000mm、幅考慮なしB
・高さ…FL=框の高さC
・お客様の希望/当方の提案/技術上の提案/予算…一番大事ですねD

@土管などの場合は要考慮A鉛管・ライニング管は要考慮
B一般的な洋式便器全長は800mm、今回はTOTO CS597(723mm)を選択
便器前のスペースは広ければ広いほど良い一般的には400mm以上をキープ
今回は250mm+を目標とする。
C高齢者考慮の場合は框も外し廊下FLと揃える。今回は建具は触らないので框高さ

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着工・解体・配管
・養生…工事以外の床・壁・作業員の通路を養生します。
・解体…軽トラック一杯の廃材が出ます。
・配管…既設排水配管はSU管100mmでした。VU管100mmに変換して施工@
排水立ち上げ位置は本来壁から200mmですがあえて190mmにて施工。
給水位置はホース接続ですのでおおまかでよい。

@私どもでは既存の配管が100であれば100で施工します。75に変換しての
施工は楽ですが、口径が大きい事はトラブルを大きく減少させます。
止む終えない事情で75にする事ももちろんあります。
VU/SUの接続は必ず継手にて施工して下さい。テープ処理はNGです。
条件がよければ更に45度エルボや大曲りエルボで施工しましょう。

壁寸法190はクリアランスを無視した数値です。選択便器により異なります。

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防湿・床下地組

根太…根太は根太受けは集成材を使用しない。スプルースなどホワイトウッドを使用しない。
防湿…防湿フィルムの上、土間モルタル(厚く打てれば尚良い)

下地は大事です。集成材・スプルースの意味も解らない人はそもそも施工しない事

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合板…安価な合板は★★★★でも床板には使わない。正規の合板を選択する事。

配管際、壁際は密着させない。トイレでは人間が姿勢をおおきく変える為、
キシミ音が生じやすくまたその音が響きやすい

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便器の選択

写真は便器・タンクの接続部の写真ですが、取付ボルトが金属製です。
セレストRなど安価な便器はこの部分が樹脂であったりとやはり安物です。
これ以外でもセレストRとは同じTOTO製品でも細部に渡り仕様が異なります。
ま、お客様次第な所です。

ちなみにウォシュレットはアプリコット等高級機以外はネットでTOTO製品を
買えば良いと思います。販路だけの問題ですから安けりゃそれで良いのです。
故障してもメーカーは平等に対応してくれます。

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今回は別の階での施工時に合せてCFシートを施工しますので仮のシートの上に便器を取り付けます。
施工はマニュアル通りですが、もう取付すぎてマニュアル暗記しちゃってます。
後日、便器を再度取り外してCFシートを取付け竣工となります。

この手のトイレは数百件やってきましたが、古い家に真っ白なビニールクロスは止めましょう。
今回腰壁は3×6タイルのまま(一部タイル補修)壁は塗装としました。
正直な話、費用としては全部石膏ボードを貼ってクロス貼りの方が安く済むのですが
若干狭くなり、クロスでは拭く事も出来ず、後々の手すりの増設などもできません。

時を経た建物と施主様のニーズに合った良いトイレができました。

posted by 仙太郎 at 13:25| Comment(0) | TrackBack(0) | トイレ