2009年02月03日

トイレ作り

今日は雨です。


最近は大手さんから、ホームセンターまで猫も杓子もリフォームです。

ウチは水道屋さんですから、当然水廻り中心のリフォームになるわけですが

その内容は多彩です。


数千円の簡単な部品の交換から、家の増築を伴うモノまで

今のところ、確認申請まで含めてウチで施工しています。

(ちなみに、一応建築士です。)


基本的には御客様がおばあちゃんなら、僕は孫のつもりで

御客様がオバサンなら息子のつもりで

仕様を提案し、施工します。


同仕様なら何処よりも激安ですが、激安仕様の提案は致しません。

20080220 120.jpg

↑これなんかは器具のみの取替えで

TOTOのネオレストと言う人気機種です。

古い形式の洋式便器からタンクレスに!と言う依頼は多いです。

工事は半日ですね。

H180601 025.jpg

和式のトイレから同じくTOTOネオレストに交換したものです。

高齢と言うには、まだ若い方ですが女性の一人暮らしですので

将来に備えてと言うお話でした。

このネオレストと言うトイレは非常にコンパクトに出来ており

ウォシュレットを設置するつもりの計画なら

非常にコストパフォーマンスの高く計画性も高い便器です。

DSC_0265.JPG


こちらも、和式トイレから洋式トイレへの工事です。

工事に一部介護保健の助成金を用いました。

(介護保健の申請もウチで代行しました。)

引き戸にしたり、夜間にトイレを保温したりと

イロイロ考えを深めています。


最近ではどうか知りませんが、以前は介護保健の業者は

粗悪な工事を行う事が多く、介護保健工事後の修理依頼が

頻発した事も多かったです。

急ぎの工事となる事も多い工事ですが、

是非しっかりとした業者を選んでいただきたいものです。

H180310 009.jpg

店舗内の住宅共用の狭い和式トイレを

床洗い流し洋式トイレを一日で施工したものです。

(しかも介護保健併用です。)


一般的には3日はかかる工事ですが

工法を工夫して一日(!)で仕上げました。

工法は秘密です。

900カクのトイレですが、

TOTOのコーナーリモデル便器にて対応しています。

P6130002.JPG

広い脱衣室の真ん中にトイレを置いてみました。

TOTOネオレストですと”トイレ!”と言う感じが無く納められます。

脱衣室の中にトイレを設置すると

夜間でも室乾燥機等を用いた暖房の効いた部屋で

用を足せるので好評です。


もちろん、広い脱衣室の中ですので

介護が必要になっても介護する方も楽にお世話できます。


かなりお勧めです。


まだまだ、ご紹介した物件は多々あるのですが


紹介しきれません。


技術的にも、まだまだ工夫の余地はありますが

やはり”愛”ですね。”愛”が無い工事はイカンです。


可愛がっていただけて幸せモノです。






posted by 仙太郎 at 14:30| Comment(0) | TrackBack(0) | リフォーム

2008年12月02日

最新エコトイレ考察

P5220176.JPG

写真は近所のお店の洋式トイレ改修工事竣工写真です。

年間いったい何台のトイレを交換させていただいているのでしょうか?

ちなみに10件や20件ではないです。(ありがとうございます。)

キッチン・洗面所よりも圧倒的にトイレのリフォームが多いです。


最近のトレンドはエコです。もちろん大事ですよね。

で、トイレでは主に一回当たりの洗浄水量が問われます。


ひと昔の便器(例えばトイレの角にタンクが付いてる奴とか)

だと16リットル使うとか、最新のワンピース便器だと

わずか5リットルだとか…。


例えば、5リットルの洗浄水量の便器。

間違いなく施工された新築住宅だともちろんキレイに流れます。

が、

が、

太平洋戦争を乗り越えてきたような住宅や、

配管に若干の問題のある住宅では

トイレから道路の下水道までが、流れにくいんです。


もともと16リットルの大量の水で無理矢理流していたものを

そりゃ、最新5リットル便器では流れません。


で、ウンチが途中で止まって…いずれ詰まります。

ま、こういう事もありますよ!って話なのですが、


どうすればいいか?配管を改修すればいいんです。

土管ならビニール管に。勾配が無ければつければいいんです。

若しくは便器さえ変えなければそのまま使えます。

(当たり前ですが…)


ま、内臓が悪ければ、いくら整形手術をしても駄目って事です。

環境も大切ですが、保健衛生も大切ですよ。


ちなみにウチでも快適な最新便器(TOTO ネオレストなど)

かなりお勧めですが、給水条件や排水条件を熟慮の上

ご提案させていただいております。(笑)


posted by 仙太郎 at 11:39| Comment(0) | TrackBack(0) | リフォーム