2008年12月02日

最新エコトイレ考察

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写真は近所のお店の洋式トイレ改修工事竣工写真です。

年間いったい何台のトイレを交換させていただいているのでしょうか?

ちなみに10件や20件ではないです。(ありがとうございます。)

キッチン・洗面所よりも圧倒的にトイレのリフォームが多いです。


最近のトレンドはエコです。もちろん大事ですよね。

で、トイレでは主に一回当たりの洗浄水量が問われます。


ひと昔の便器(例えばトイレの角にタンクが付いてる奴とか)

だと16リットル使うとか、最新のワンピース便器だと

わずか5リットルだとか…。


例えば、5リットルの洗浄水量の便器。

間違いなく施工された新築住宅だともちろんキレイに流れます。

が、

が、

太平洋戦争を乗り越えてきたような住宅や、

配管に若干の問題のある住宅では

トイレから道路の下水道までが、流れにくいんです。


もともと16リットルの大量の水で無理矢理流していたものを

そりゃ、最新5リットル便器では流れません。


で、ウンチが途中で止まって…いずれ詰まります。

ま、こういう事もありますよ!って話なのですが、


どうすればいいか?配管を改修すればいいんです。

土管ならビニール管に。勾配が無ければつければいいんです。

若しくは便器さえ変えなければそのまま使えます。

(当たり前ですが…)


ま、内臓が悪ければ、いくら整形手術をしても駄目って事です。

環境も大切ですが、保健衛生も大切ですよ。


ちなみにウチでも快適な最新便器(TOTO ネオレストなど)

かなりお勧めですが、給水条件や排水条件を熟慮の上

ご提案させていただいております。(笑)


posted by 仙太郎 at 11:39| Comment(0) | TrackBack(0) | リフォーム

漏水調査

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写真は給湯管(銅管)の漏水箇所です。

使用流速が速すぎたのか、

材質の問題かピンホールができています。


漏水調査って言う業務を多く依頼されます。

2階から水がポタポタなんて場合はだいたい解るのですが

1階の何処かから?なんてのが難儀です。


水圧テストなどで漏水の有無は特定できるのですが

場所を特定する事や、その場所を特定し、修理しても

配管の寿命である事や、なにかしらのトラブルを

抱えている事が多いです。


古い住宅の場合、漏水調査を数日間かけて場所を特定し

古い金属管(多くの場合は鉛管・銅管)を補修するより


容易に確認できる部分だけ調査して、漏水を確認できなければ

全部引き直す方がコスト的に優れている事が多いです。


いずれにしても漏水調査〜補修方法は

@部分的に補修し延命させる

A寿命と考え配管が見えても良いから引き直す(露出配管)、

B壁を破り、配管を埋めて、内装工事までする


…素人には判断が難しいですよね。


緊急性も専門性も高く、不透明になりがちな工事ですので

とにかく信頼のできる業者に一任するのがベストでしょう。




posted by 仙太郎 at 09:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 漏水調査

水道メーター交換

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大阪市の場合一般住宅の水道メーターの交換は

メーターの持ち主である水道局が行います。


ですが、マンションなど集合住宅などで、

検定満期を過ぎるメーターは

持ち主自身が交換しなくてはいけません。



※計量法にて8年以内毎に交換と定められています。



と、言う事で管理組合さんやら、

マンションオーナーさんからの依頼で

メーターの交換となります。


これも、貯水槽の清掃と同じく、

事前にビラや張り紙で居住者に周知し、

断水の上、交換させていただく事になります。

古い物件だと各戸止水バルブの交換も合わせて行う事もあります。


ちなみに、検定満期を超えたかなり古いメーターでも

メーターの速読(多く数える)は構造上まずありません。



posted by 仙太郎 at 09:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 各種水道工事

2008年11月28日

連結送水管改修工事

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連結送水管ってご存知ですか?

マンションやビルの設備で消火活動の為の大切な設備なんですけど


最近の法改正で古い連結送水管への耐圧試験が義務付けられた為

実際に消防ポンプ車を設置して試験しなければならなくなりました。


ところが、この連結送水管と言うものは

純粋に鉄のみの管で構成されておりまして

経年で錆び穴が開き、

水漏れし、耐圧試験に不合格となる事になります。


これを改修するのですが、申請やら一部建築物を壊したりと

大仕事になります。

(費用もかかりますね。)


新築でも消防関係の配管は大変なくらいですから

改修となると大騒ぎです。


近隣のビルオーナーさんやらマンション管理組合さんからの

依頼が急激に増えた工事です。

もちろん、建築、設備共に直営にて施工します。

posted by 仙太郎 at 10:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 消火設備改修

コーナーリモデル便器

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こちらも和式から洋式トイレへの改修工事です。

90×90センチ程度の狭いトイレを何とかそのまま使って…

と言う感じの工法で、TOTOのオリジナル便器を利用します。


予算と場所があれば部屋自体を建築工事で大きくして

と言うのが理想ですが、世の中イロイロな御客様がいらっしゃって…。


古い住宅の多い新世界界隈では良く登場する便器です。

介護保健の工事なんかでも良く使う便器ですが

使う主旨が主旨ですので、もう少し安くしてくれると助かります。

>TOTOさん
posted by 仙太郎 at 09:51| Comment(0) | TrackBack(0) | トイレ

オリジナル和洋リモデル工法

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某企業様の和式トイレから洋式トイレへの改修工事です。

本防水された和式トイレを部分的にカットし

洋式トイレ用に配管を施します。


特殊なセメントを用い、即日タイル補修と目地補修を行い

養生期間を設け、後日洋式便器を施工します。


タイル施工を合わせて都合2日で

湿式床における和式→洋式トイレが完成します。


同様の方法をメーカーでも行っております

が・・・圧倒的に高いんですよねぇ。

値段さえクリア出来ればメーカーに頼みたい類の工事です。







posted by 仙太郎 at 09:15| Comment(0) | TrackBack(0) | トイレ

2008年11月27日

錆び水槽

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とある、受水槽の清掃時の写真です。

水面に広がる茶色い雲のようなものは鉄錆びが溶けたものです。


最近の水槽では多少考慮されていますが

古い水槽では水槽自体が非鉄金属で

配管はビニール管を使用していても

接続部品に鉄系の部材を使う事が多く

水槽周囲では巨大な錆コブを発生させます。



清掃時に取れる範囲は撤去するのですが、

実際は配管途中にもそのような部材が使用されている為

残念ですが万全とはいきません。



最新の水槽と言えども、施工の段階で管理しきれて

いない事も多く、錆びにはホント悩まされています。



と言うか、水槽まわりで鉄系の部材を完全に排除するには

かなり綿密な材料計画と施工が求められます。



ちなみに配管のコーティング等も効果はありますが

100%完璧か?と言われると100%には程遠いです。

最近テレビで特集されたせいか、調査の依頼は多いです。





posted by 仙太郎 at 17:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 各種水槽清掃

2008年11月25日

水色の水槽?

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久しぶりに洗う受水槽です。

某シロアリ防除会社により地下水槽内が水色に塗られておりました…。

だいたいこういうマンションにはステンレスの活水装置がついてます。

この水色の防水層がクセモノで、経年劣化で水道水を白く濁らせます。



営業本位の会社が施工するとこういう結末になります。

施工者もプライドとか正義とか無いんでしょうか?

同じ職人として理解に苦しみます。

posted by 仙太郎 at 18:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 各種水槽清掃

2008年11月20日

マンション排水管改修工事

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マンションの主排水管の改修工事です。


部分的に下がり、会所のインバート底も崩れてしまった為、

小口径マスに入替え下がった部分の配管を持ち上げました。


主排水管を部分的に栓をしながらの作業でしたので、

一箇所ずつしか作業できず、

総延長30M、会所大小10箇所を土間コンクリートの打設まで含むと

2週間近い工期を要しました。


コンクリートや積石造の会所で底がモルタルの場合、

これが原因でつまる事は本当に多いです。

posted by 仙太郎 at 16:57| Comment(0) | TrackBack(0) | つまり

給水加圧ポンプ

20080220 026.jpgテスト


給水加圧ポンプの入替え工事です。

湿っぽい場所ですので、支持はステンレス材を用い

保温は施しておりません。



予算や仕様にもよりますが、大阪市内の建物内に

限って言えば保温はなくても大丈夫なようです。



口径にもよりますし、もちろんあるに超したことはないですが…



ポンプ自体は揚水ポンプだと20年30年使う事もありますが

加圧ポンプはだいたい15年前後で全取替えとなる辺りが

経済的にバランスがイイようです。(当店推奨)



写真はエバラですが、個人的にはイワヤのポンプが好きです。

自分でメンテしていて設計の思想が好きです。


posted by 仙太郎 at 12:47| Comment(0) | TrackBack(0) | ポンプ修理交換